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夢を買う女

身を持ち崩さない程度に夢をみる女のひとりごと

【700字感想】 とやらをはじめてみようかと思う

【700字感想】

今度は1ヶ月ぶりですね。劇場には行ってるんですけどねぇ。

せっかくブログ作ったのに、自分用の記録になるものさえもない。せめてどんな演目を見たか簡単に見直せる程度には記録に残した方がいいよな。

ということで、タイトルのまんまです。こんなのをはじめてみようかと思います。三日坊主な人間のためいつまで続くか分かりませんが、短くまとめるなら何とか時間作って書く気になるだろう!ということです。
あとは、私、感想書き出すとすごく長々とダラダラとしがちなのです。しかも中身ないのに。今までの記事が証明しております。だから、「きゅっとまとめる」こともできればなぁという意味での700字です。
700字にした理由は、「Twitterの140字を5倍にしてみた」だけです。「じゃTwitterに連投すればいいやん」というツッコミはなしです。全てはブログを使うため!なのです。笑
あとは長さとして原稿用紙2枚足らずだと気軽に書いて読めそうだというのもあります。きりのよい1000字でもよかったんですけどね。

これから、見た公演に関して1つづつ残していければなぁと思っております。かなり見切り発車なので変わるかもしれません。まずは宝塚の二本立てで700字ずつにするのかまとめて700字にするのかさえも決まってない…
きっと詳しく記事にしたくなる演目は別で記事を作ると思います。個人的な簡略な偏ったまとめになるのでしょう。

自己満足でしかないものですが、とにかく、はじめてみます!たぶん、明日からですが!笑



麗しの君を追いかけて ―初遠征があった1日を振り返る―

宝塚 旅行

またもやお久しぶりです。前回の記事を見てみれば、月一では更新したいなんてことを書いているのにもう3か月以上経っているという事実。しかも「遠征はしませんが」とか書いていたのにこんなタイトルで記事を書くという。フランス革命のひとりごとの続きも書きたいのですが、とりあえず自分の人生における一大イベントから書いておこうかとおもいます。(大げさ)

 

※舞台感想はかなり少ないです(ヲイ!)※

 

 

遠征。それは手を出してはいけないもの。ヅカにはまってしばらくしてから思ったことです。中毒症状になる可能性が高く、一度すると抜け出せない可能性がある。そして私の財布を蝕んでいく。舞台も中毒性があり、たいがい麻薬のようですが、きっと遠征もそのひとつだと思っていたのです。なのに手を出してしまうなんて。贔屓のサヨナラまでは我慢しようと思っていたのに…そんな決意も水の泡ならぬ羽根のついた諭吉となったのでした。

 

実はこの夏はプライベートが忙しく、大劇場で雪組公演を観劇することができませんでした。この時期が忙しいことは前から分かっていたので、これは我慢だな…と思っていたのですが、制作発表の映像を見たらすっごく観たくなるつくりで!それに加えて大劇場で初日を迎えて以降、ネット上でよい評判を沢山聞くから観たくてたまらない!それに加えて9月は大好きな月組で龍さんが初のコンサート!東京もあるではないか!しかも大楽はダブルできそうではないか!ということで行きたくて仕方なかったのですが、財布の状況を考えると行くべきではないことは明らか…と思ってかなり悩んでいたのです。

でも冷静になった時、「東京はただでさえチケット難だからそもそも行けると思って予定を立てることが違う!」と結論付け、「まあ当たらんけど取りあえず…」と応募した抽選にまさかの当選したことが私の人生における一大イベントのはじまりでした。でもあまりに信じられず往復の夜行バスの手配やチケットの発券をギリギリにしてあたふた。現実に思えないまま東京に行ってきました。

 

スケジュールは東宝マチネを観てからのシビックソワレ。できるだけ遅い到着のバスで行き、できるだけ早い出発のバスにしたので東京滞在は14時間ほど。しかもシビックソワレは大千秋楽。いつもダブルするとクタクタになってしまう人間のためそれ以外の予定はなしです。

それほど遠くないようなので東京駅から日比谷までは徒歩で。「アーネストをしていた国際フォーラムってこんなにすごいのか」とか、「有楽町の駅にガイズの広告!」などと思いつつ、どう見ても同じ方向に向かう人の波にのるのですがなんかムラよりもみなさんが洗練されているように思える…私、田舎者感が丸出しだ…などと焦りました。シャンテを見ると「クリエはこの中にあるのか!」とウキウキし(今回行かないのに)、東宝前の道を見たときは「東京楽で退団者がお花持って出てくるところ!」とテンション上がりました。

それにしても道に人だらけで、FCの方々も劇場外にいらっしゃり、どうしてだろうと思えば劇場の建物に入る時点でチケットもぎるんですね。中に入ってみると人口密度がすごい!大劇場の広いエントランスホールに慣れているためすごく四角い空間に思えました。「よく撮影に使われるパネルがある!」と思いつつプログラムをゲットしてエスカレーターを上り2階席へ。フロアごとに売店があるのも新鮮でした。

東宝ってなんだか劇場もコンパクトですね。S席だったのですが、後ろの方までが近く思えてびっくりです。S席だと舞台も近くて見応えもありました。東京版のプログラムも初めて手に入れたのですが、舞台写真が載ってる代わりに宝塚版にあるスターへのインタビューと稽古場写真はなくなるんですね。舞台写真一つ一つが大きくて嬉しい。ショーの緞帳?の「ラ」が見切れるってこのことか!と思いつつ雪組堪能しました。

 

東宝を出てから次の劇場に向かうまでに時間があったので少し寄り道。日生劇場の前を通り、「伯爵令嬢ここか!」と思い、皇居を見ながらうろうろして帝劇前まで行ってきました。夏のエリザベートを泣く泣く我慢したので、「これが帝劇…!」と思い、ジャニオタで溢れ、完売御礼の文字を見ながら通り過ぎて地下鉄で移動しました。

 

地下鉄の出口で遠いところに出てしまい、「東京分からん!」と思いつつ何とか文京シビックホールに到着。入口見つけにくいうえに、千秋楽のためファンの方々の熱気に圧倒されつつ1階席へ。こちらはすごく奥行きのある劇場でした。そして噂には聞いていたけれども音響が素晴らしかったです。東宝が横に長い長方形だとするとこちらは奥行きのある四角い感じでした。座席の間隔も広めで、ゆったり座れたような気がします。1階でも結構後ろの方でしたが十分楽しんできました。

 

後楽園の丸ノ内線の乗り場が地上にあるなんて思わず割と迷いながら東京駅へ。感想メモを残していたらすぐに夜行バスに乗らなくてはいけない時間に。翌日を思うと早く帰りたかったので9時東京駅発の夜行バスに乗ったのですが、ヅカ充しすぎてクタクタだったため即効寝てました。あまりにもあっという間でしたが、とっても充実しておりました。そして案外遠征ってしやすいのかもと思ってしまい自分の中のハードルが下がったのが恐ろしいところです。

 

で、肝心の舞台はというと、どちらもとっても良かったです!生で空間を共有できてよかったと本当に思えました。

泣けるといわれていた星逢一夜(漢字ちゃんと出なかった…)はほぼ泣かない私でも泣いたし、ちぎみゆだいのトリデンテにやられました。イケメンクールな外国人のガイたちとは違う、日本人らしい考え方、そして和物でこそ味わえる(と思っている)訛りがツボです。実年齢からいくつ離れてるんだよレベルの子役に違和感がない雪組子さん本当にすごい。みんな美形なあんな子たちが近所でわちゃわちゃ遊んでいてほしいですね。ラストでまた子役に戻るのも泣けるポイントになってしまいます。これを一日二回とか、100公演近くとかやってのけてしまうタカラジェンヌの精神力もすごいなと思いました。

「ラ」の方は、早霧さん中心の雪組らしい熱さ溢れるショー―だなという印象。次から次へとカラフルな衣装を着たジェンヌさんたちがたくさん歌ってたくさん踊る!目がいくつあっても足りなかったし、舞台いっぱいに人が溢れているとそれだけで発せられるエネルギーの量がすごいんだなと思いました。

ドラゴンナイトは実は梅田でも見ており、9/1の初日の舞台の衝撃は今でもよく覚えています。目まぐるしく舞台が変わっていき、出演者が少ない文多くの人に見せ場があり、下級生と龍さんの組み合わせによって新たにその下級生の魅力を発見できました。そしてAct2が開いた時の初日の衝撃は今後なかなか宝塚を観劇しても味わうことのできないものだと思います(笑)初日の何が見れるかわからないワクワク感も楽しかったですが、千秋楽特有の出演者、観客ともにある興奮やそれによる劇場全体に広がる一体感を感じることができて本当によかったです。美弥さんや龍さんの満たされた笑顔や胸いっぱいになっていらっしゃる(と思う)ウルウルした瞳をみると、この場に居合わせれて幸せだなと思いました。1階席で観れたため、客席降りの時に近くにジェンヌさんがいらっしゃると、「タカラジェンヌって実在の人物なんだ」と夢の世界が目の前でリアルにくり広げられていることを実感しました。

 

 

遠出をしてまで好きなものを見に行くことは、それだけ嵌るものがある人にしかわからない特有の世界があるように思います。私自身、宝塚や舞台に嵌るまでは「どうして時間とお金をかけてわざわざそんなに遠くまで一瞬のために行くのか」と疑問に思っていたのですが、そこにはどのジャンルにも共通して「その時間と空間を共有する」という本人にとって見合ったものが得られると思えるから行くんだなと思いました。実際、生でこれらの作品を見ることができ、高いお金を出してでも行ってよかったなと思えましたし、きっとまたするんだろうなと思います。

 

長々となった割に結局何が書きたいのか不明なままですが、とりあえず、私のシルバーウィークは楽しかったです!楽しくもなんともない文章にお付き合いくださいました方がいらっしゃいましたら、ありがとうございました。

フェルゼンとマリーアントワネットとフランス革命と“1789”

宝塚


月イチでは更新したいと思っていたのに、もう前回の更新から二カ月も経ってしまいました。宝塚月組公演の1789も東京で公演が始まってます。関西に住んでいるため東京まで遠征はしませんが(金銭的に無理なので)、宝塚大劇場での公演中は役替わりを数パターン見る程度には観劇しました。月組が好きで、龍真咲さんが好きな私は、かなり楽しんでおりました。イヤー5月楽しかったなぁ。

 

ところで、前回の記事に書いたとおり、私、1789をすっごく楽しみにしておりました。もう何度も何度も宝塚で題材となっているフランス革命がどんなふうに表現されるのか、フェルゼンとマリーアントワネットがどんなふうに描かれているのか、期待して見に行きました。


 


※以下ネタばれあり※


 



 …ら、なんか思ってたものと違ったなぁというのが率直な感想です。もともとのフランス版ミュージカルも時系列にそこまでのっとっていなかったらしいのですが、それにしてもすごく短期間でいろんな事起こしてる。主人公、ロナンがパリに行く決心をするはじめの場面を除くと、物語が本格的にスタートするのは1789年4月前後。この舞台のラストはフランス人権宣言が採択されたというシーンで1789年8月26日。その5ヶ月間でのマリーアントワネットの変化がすさまじい。王妃の心の変化を詰め込みすぎて、「えっ、あっ、そうか」と少しおいてきぼりをくらった感がありました。時系列を歴史と照らし合わせながら追わなければすっごくいいんですけど、時の流れを考えた時に、すんなりと納得できなかったような。大衆向けのロックミュージカルなので「細かいことなんて考えない、娯楽は娯楽」と割り切って考えるのが外国流なのでしょうか?

 

フェルゼンとマリーアントワネットに関して言えば、まずアントワネットが病弱な子供がいながら4月までギャンブルと恋を楽しんでいたのに、子どもを亡くした後6月には生きる希望を失い恋の歓びも葬るという。史実のマリーアントワネットと重ねず、一人の王妃、一人の女性としてみると、子どもの死というきっかけで少女が女性に変化した様子が少ない場面の中でも表現されていて、愛希さんはほんとに素晴らしかったです。ルーレットのような衣装やすっごい鬘をかぶりこなしていたかと思えば、ラストの王妃として生きていくと決心した時の人間の芯の強さ、懐の深さを2時間で表現できる力、愛希れいかさんという人を尊敬できる素晴らしい演技でした。その成長が分かる演出であったから、これでよかったのだとは思いますが、個人的希望を言えば、はじめが少し幼く見えすぎるような。30代の女性で、王妃なのだから、フェルゼンの浮気(しかも誤解)をなじる姿が幼く見えました。そんなに泣かなくても王妃の純粋な恋心は表現できたのでは?と思ってしまいました。

フェルゼンは登場場面が少ないため、あまりどうこう言えないのですが、ちょっと恋に盲目すぎて任務ちゃんとしてる?と突っ込みたくなったのと、王妃と同い年には見えなかったかなと思いました。見た目に関して言えば、踏んでる舞台の場数、役の経験数が違うので仕方ないことかなと思いますが、「マダムのツバメか」というロナンの表現に納得してしまいました。恋人ではなくツバメという表現になるんだなぁという。でも、デュエットのお互いを思いあう姿は素直に感動しました。王妃として歩むアントワネットを見つめる姿も男性らしかったです。

 

 

フェルゼンとマリーアントワネットを、史実をもとに見ていくと少し疑問に思うことはあったものの、この作品、私はすごく好きでした。レミゼバリケードや民衆の歌でいつも泣ける私にとって、名前も残らない人たちが未来のために命を懸ける姿をクローズアップしていて、何度見ても感動しました。月組生みんなの熱さやエネルギーが素晴らしい作品にしたのだと思います。

 

ベルサイユのばらを含め、フランス革命を題材にする作品が宝塚に多いのは、それだけフランス革命が魅力的な時代背景をつくれるということなのだと思いました。歴史の転換期であり、貴族や王族たちの常識が奪われて没落への道が照らされたのは、力のない平民たちが大勢団結したことによるという二つの視点から描くことができること。歴史を変えたのは多くの名もなき人々であるがゆえに、一般人である私たちが共感しやすいということ。こうやって文章にすることで、今まで気づかなかったことを気づくことができました。

だからといって、フランス革命を題材とする舞台ばかりではお腹がいっぱいになってきます。今後宝塚で、名もなき人(びと)の力で大きな苦難を乗り越えた、世界を変えた話を、フランス革命以外の時代背景で作った舞台を見てみたいなと思いました。どこか探せばそんな時代あると思うのですが、ポピュラーではないだろうから厳しいのかな…

 

フェルゼンとマリーアントワネットとフランス革命と宝塚

宝塚

 

前回の記事で3月の観劇記録を書くと書いておきながら、どうしても1789が始まるまでに自分用にまとめてしまいたくて、全然違うことを書いております。次こそは観劇記録を…!

 

宝塚は自他ともに認めるほどフランス革命を題材とした作品が多い劇団です。確かに多そうだなぁと思っていたし、宝塚の代名詞といえる「ベルサイユのばら」がフランス革命まっただ中の作品です。4月から始まる月組公演「1789 -バスティーユの恋人たち―」ではフェルゼンとマリーアントワネットを今までとは違った視点から描かれるのではないかと言われてるとか言われてないとか。

じゃあ、近年どれだけフランス革命を題材とした作品を作っているのか?と思い、実際に調べてみました。自分で数えたのでカウントミスがあるかもしれませんが、2004年~2015年(現在発表済の演目まで)のミュージカル公演についてまとめたものが下の表です。

 

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*参考:宝塚歌劇団HP 公演バックナンバー バックナンバー 2015年 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

 

これを見てどう思うかはもちろん人それぞれだと思うのですが、私は、「宝塚のフランス革命の話ってベルばらばっかりじゃないか」と思ってしまいました。今回数えた12年間23公演中ベルばら以外は8公演,半分以上はベルばらです。「ベルばら祭り」と呼ばれる期間と、100周年が含まれているため、宝塚の最大のヒット作であるベルばらの再演が増えるのは当然ではあるのですが、それにしても多いなあと感じます。

そしてそもそも、ほぼ毎年のペースでフランス革命を題材とした作品が上演されていることもわかります。そりゃヅカファンがフランス革命について一般人より予備知識が増えるわけですね。もしかすると劇団や演出家の、「フランス革命ならファンの方々もよく知っているから興味を持ちやすいし、詳しい時代背景の説明が少なくて済むのではないか」という意図があったりするのかもしれないなどと考えてしまいます。

 

そして書きながら今気づいたのですが、「仮面の男」はフェルゼンとマリーアントワネットは登場するものの一瞬で、フランス革命期の話ではないですね。(一度映像で見たはずなのに全然記憶にない。駄目。)ですのでこの後「仮面の男」は基本的に議論に含めずに進めていきます。となると近年の宝塚のフランス革命を題材とした作品の約2/3はベルばらということになります。

 

これだけフランス革命題材作がベルばらだったら、予備知識が少なく宝塚を見続けていると、フランス革命史はほぼベルばらとしてインプットされそうです。ベルばらの原作ファンでもある私はもちろんですが、そうでなくても毎公演見ているとそんなことが起こりそう。(もちろん、そうでない方もたくさんいらっしゃると思いますが。)でも、よく宝塚を観る人であればあるほど、フランス革命が「ベルばらナイズ」されそうな公演数に思えてしまいます。

 

カリスタは架空の島の話で、ルパンはタイムスリップなので、フランス革命の実状?は教えてくれません。となると、ヅカファンのフランス革命史はベルばら+スカピン時々愛革とジャンルイでしょうか。アントワネットが生きている間のフランス革命と王家にまつわる話はベルばらとジャンルイぐらいになります。

 

こうして書くと、アントワネットが生きた時代の時代背景に関する自分の知識がすごく偏っていることに気づきました。ジャン・ルイ・ファージョンは未見のため、もうベルばらとスカピンと愛革だけであり、原作の記憶と相まって、自分が典型的な「ベルばらナイズ」された人間であることは明確です、はい。

 

 

ところで、私、先日こんな本を読みました。

 

王妃マリー・アントワネット〈上〉 (新潮文庫)

 

普段全然本など読まないのですが、「1789の予習に」と思い読んでみました。後から知りましたが、「エリザベート」や「モーツアルト!」のクンツェ、リーバイ両氏によってミュージカル化もされていたんですね。

タイトルロールのアントワネットのお話と、アントワネットを妬むが、知らず知らずに彼女との関わりを持つ人生を歩む平民のマルグリットのお話が同時進行で少しずつリンクしながら進んでいきます。貴族の話と平民の話が同時進行で進むとは宝塚版1789も似た作りだろうなぁと思いつつ読んでいましたが、とても面白かったです。主に貴族の話であるベルばらでは限界がある、「民衆から見たアントワネット像」が描かれていたことも私にとっては新鮮でした。

 

 

ベルばらの原作にも、宝塚の舞台にも、この本にも共通するように思えたのは、アントワネットの描き方のように思います。素直で、思いのままに行動し、誇り高く、王妃であるというプライドが芯にある。王妃だから沢山の資料も残っていることを考えれば、共通するのは当然であるのかもしれません。(そう考えると、ルパンの「マリーちゃん」は新しいアプローチでおもしろかったなぁ。人間味、というか貴族オーラが溢れすぎてなくて好きだった。)

 

一方、フェルゼン(本や史実ではフェルセン)は私の主観では色々な描かれ方をしているように思います。宝塚のフェルゼンといえば、包容力!マリーアントワネットを、一女性としても愛しているけれど、王妃という立場も理解したうえで、一王妃としても大切にしてくれる。彼女の王妃としての立場も理解してくれるというスーパー愛にあふれた人!といったところでしょうか?

でも、宝塚を観る前、私がまだ漫画のベルばらしか知らない時、私の中のフェルゼンのイメージはもっとどこかにいそうな人でした。後半のフェルゼンは男らしさと包容力にあふれてますが、前半のアメリカ遠征の場面では「私は逃げるぞ」と叶わぬ恋の相手アントワネットの前から逃げ出すことをオスカルに打ち明けている姿がすごく印象に残っているのが主な原因でしょう。最近の宝塚ではこの場面が省略されていたような記憶があるため、印象の違いがでるのかもしれません。

本のフェルゼン(フェルセン)は、もっとウブでかわいいイメージです。スウェーデン貴族だけどアントワネットとのお話に緊張し、「彼を私が立派にして見せる」というアントワネットの母性本能をくすぐるような様子で登場します。そんな彼が王妃脱出計画を立てるほど男らしくなるという成長が素敵に思えました。

 

 

長々と書きましたが、とりあえず表をアップして、「宝塚でのフランス革命=ベルばら」という私の印象と、アントワネットとフェルゼンの今の個人的な印象を記録したかったのです。1789がはじまるまでにと思って書き始めたのですが、時間がかかり、記事を上げるのは当日になってしまいました。(かかりすぎた。その割にまとまってない。)

そして、読んでいて分かるかと思いますが、わたくし1789を楽しみにしております!どんな宝塚のフランス革命に出会えるのか、どんなフェルゼンとマリーアントワネットに出会えるのか、どんな印象を持つのか、宝塚で表現される新しいフランス革命に期待しております。

 

 

彼氏にしたくなるイケメンに出会う春

宝塚

ご無沙汰しております、かんなです。

 

気づけば3月も終わってしまいました。もっと更新するはずだったのに…今更Banditoの感想なんてアップしても今更過ぎてどうしようかと思っております。前回書いたので何らかの形で少しでも書こうと思いますが。でもとりあえず、それは次回以降で。

 

この更新していない1ヶ月は人生で一番劇場に行ってました。自分比でも夢を買いすぎていた一ヶ月でした。まあ、半分は宝塚の作品ですけど。とっても貧乏ですが後悔は少しもありません!(笑)宝塚以外は色々なジャンルを見たので、とっても刺激的でした。見ているとブログに書きたいことも出てきたけれど、なんせ言葉にするのに時間がかかるため、言葉にする前に次の公演、次の公演…という日々でした。4月は少しずつ3月のことを記録に残したいなぁと思います。書いたからには更新頑張ります。

 

 

 

前置きが長くなりました。さあ、本題!

 

まぁ様、トップ就任おめでとうございます‼‼‼‼

 

そう、観てきたのですTOP HATを!初日を3階席からオペラグラスで必死に見てました。

舞台機構の影響とやらで、一幕も二幕も幕が上がるのが予定よりも遅れましたが、舞台では所見で分かるほどのトラブルもなく進みました。実は宙組は宝塚の中で一番見ていない組なので、スターさん以外名前がわからず、少しもったいなかったなぁ。

ハットとステッキを使ったタップダンスがとってもかっこよかったです。タップダンスだけでこのミュージカルのオシャレ度は2割増しになっている気がします。娘役さんも含めたダンスは舞台いっぱいに人がいて、3階から見てても圧巻でした!タップダンスも出きるタカラジェンヌのスキルとポテンシャルすごい。

 

映画をもとにした英国ミュージカルの宝塚版ですが、粋でおしゃれな空気がずーっと漂ってました。一幕の舞台はロンドンで、二幕はベニスと国は変わるし、イギリスのホテルマンとベニスの街の人たちはもちろん別人に見えるのですが、「伊達男」には変わりないという。主役のまぁ様ジェリーはもちろん、とってもお茶目でかわいい七海さんホレスも、付き人のすっごくおもしろい寿さんも、ホテルマンたちもベニスの人たちも、芯にあるものがかっこよかった。スマートなイギリス的なかっこよさなのでしょうか?うまく表現できないのですが。娘役の方たちもおしゃれなコメディミュージカルとはまさにこのこと!と感じました。

 

 

終演後思ったことは、「まぁ様ジェリーという彼氏がほしい!」でした。「かっこいい!」とか「まぁ様に落ちた!」ではなく、「まぁ様愛おしい」とか「ジェリーに恋した」とかでもなく、「私がデイルになりたい!」とかでもなかったのは初めてでした。

どうして「まぁ様ジェリー」はリアルにはいないんだろう?と真剣に考えてしまいそう。役に恋するわけではなく、「実際にそばにいてほしい」というところまで気持ちが飛んでっちゃったというのでしょうか。「それを恋という」と言われてしまえばそれまでなのですが、ご贔屓に落ちた時に抱いた感情とテンションとは少し違い、冷静にそんなことを考えていたので、とっても不思議な感覚でした。

こんな人がこないだまで真面目なリリホルンやってて、夏にラダメスやるのか…朝夏まなと氏、奥深い…

 

ちょうど今日から始まった東京公演、きっとパワーアップしているのかと思うとすっごく気になります。観に行かれる方、楽しんできてください。

 

 

 

うーん全く中身のない文章。とにかくまぁ様かっこよかった!という記録でしかないですね。しかも今読み返すとテンションが気持ち悪い(笑)深夜の謎テンションの勢いで書いたのだなとお察し下さい…

読んで下さった方がいらっしゃれば、ありがとうございました。

バウホール体験記

宝塚

 

いきなり更新に期間があいてしまいました。かんなです。かなり遅くなりましたが、月組Bandito千秋楽と星輝さんご卒業おめでとうございました。この千秋楽に合わせるかのように東京旅行に行っておりました。ただの観光のためまったく舞台は見ておりませんが。月組と同時とは縁があるのかないのか…

 

さて、本題へ。わたくし、この冬初めて宝塚バウホールに行ってまいりました。それがBanditoです。宝塚大劇場へはファン歴が浅いとはいえ何度も足を運んでましたが、カネコネもなく友の会にも入っていない私にはなんせバウホールにご縁がなかったのです。だって公演期間短いしホール小さいんだもん。基本プレイガイドなどで取れなければ諦めるので(最近は他のルートにも手を出しかけてますが)本当にチケットが手に入らなかった。ところが今回、プレイガイドからチケット当選の連絡が!しかもW観劇できるという日程で!手数料はそれなりに支払いましたがドキドキしながら行ってきました。

これだけバウホールに機会がなかったため、宝塚大劇場横の階段がすごく敷居が高く感じていました。下級生やいつもは脇の生徒さんの成長を見る場だから素人ファンはダメ!みたいな勝手なイメージが。実際に入るとロビーもこじんまりしていて、劇場も本当にこじんまりしていて、舞台と客席の距離の近さに驚きました。取れた席がまた2列と4列とかなり前で、人生で一番近くから舞台を観劇できたため、一人一人の表情がよく見え、しかも舞台袖もちらっと見え、いつもかなり後方席で見る私にとっては感動の嵐でした。ストーリーなどを理解しながら舞台全体を見るにはもう少し後方がいいと思いましたが、舞台の臨場感という醍醐味を味わえるのはやはり前列だなぁと個人的に再認識した次第です。

 

そして本当に、いつもは大勢口を演じることが多い方たちを知ることができ、楽しかったです。今回の脚本演出が大野先生だったこともあると思いますが。そしてそんな見方ができるのも、東宝ミュージカルなどのキャストの一期一会の舞台にはない、宝塚の特徴であり、良さであるなと思いました。「宝塚は舞台の一番端の生徒までみんなキラキラしている」とはよく聞きますが、その“キラキラ”を実際に感じることができたように思います。また、舞台を歩く人たちの足音、スタンバイする人の人影、スタッフの方々の装置移動の動きなど、本来見えてはいけないものもありますが、それが垣間見えたことによって舞台は現在進行形で進んでいるのだと再認識できました。私の思う舞台の良さは演者との場所の共有による臨場感とそれによって生まれる独特の空気感、役者の方々が直接伝えてくれる熱にあるのだと再確認する機会となりました。

 

個人的に中劇場くらいの規模の演目は以前から客席との一体感が感じられて好きです。今回も、客席降りもあったためか、上手い下手、経験によらず、とにかく懸命に1回1回の舞台を務める女性たちの美しさに力をもらいました。宝塚に興味を持ちはじめ、大劇場は経験したけど他の劇場ではまだ…という方にも気軽に見れるようになれば。ヅカファンはぼっちな私のような方は少数派で知り合いを通せばチケットが手に入ることが多いのだとは思いますが、少数派な私でももう少しチケットが取れやすければいいのに…と思うばかりです。New wave宙!はもう諦めたし、ドラマシティも最近はチケット難のようで、顔に傷のあの人の公演も取れるかどうか。チケットの配分?が難しいのは重々承知ですが何とかならないものかと終演後に思っておりました。

 

長々と偉そうに書きましたが、結局はバウ公演もっと見たい!と思ったという一言に尽きます。でもバウ公演一般についての感想書いてたら肝心の舞台の中身に全く触れてないですね。しかもまとまりのない文章で。このまま続けるとかなり長くなりそうなので続きは別で書こうかと思います。いつアップできるかな…?お付き合いくださった方がいれば、ありがとうございました。

ごあいさつ

はじめに

 

はじめまして。かんなと申します。

 

「関西に住んでいるのだから、一度見てみよう」と思って見た宝塚にはまり、気づけば公演予定をチェックするように。周りにヅカファンはまったくいないため、それほどディープなファンになるでもなく、自力で細々とチケットを取って劇場へ。宝塚以外の舞台も頻度は少ないが見るようになった、そんな関西人の女です。

 

好きなことについて言える場がほしい!と、勢いではてなブログを作りましたが、三日坊主なため続くかどうか怪しいところ。ファン暦の浅い初心者で、基本的に何を観ても満足しちゃう上、国語は大の苦手だったため、つたない文章になるかと。はてなブログの機能についていけないようなイマドキでない系女子ですが、おつきあいいただける方がいらっしゃればうれしい限りです。

 

どうぞよろしくお願いいたしします。

 

ちなみに何となくつけたブログタイトルですがご贔屓は紅さんでも望海さんでもありません(笑)でもお二人のことは好きですよ!

 

 

▼追記

コメント欄は開放しているはずです(機能把握しきれてない)ので、はてなアカウントのあるなしに関わらず、書けると思います。お気軽にどうぞ\(^o^)/