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夢を買う女

身を持ち崩さない程度に夢をみる女のひとりごと

【700字感想】パッション

 
気づけば年末。あれもこれもやろうと思っていたのに全然できないまま年の瀬に突入しているのは私だけでしょうか?思ったより舞台感想をまとめれていない…
鉄は熱いうちに伐て。感想は早いうちに残せ...
のつもりがかなり経ってしまいましたが、大千秋楽を観てきました。
井上芳雄さん見たさでチケット取り、初めて舞台で拝見しました。
 
 

 

 あらすじ (公式HPより)

 

19世紀のイタリア、ミラノ。騎兵隊の兵士ジョルジオは、美しいクララとの情熱的な逢瀬に夢中になっている。しかし、ほどなくして彼は、ミラノから辺鄙な田舎への転勤を命じられ、その地で上官リッチ大佐の従妹フォスカに出会う。病に冒されているフォスカは、ジョルジオを一目見て恋に落ち、執拗なまでに彼を追いかけるようになる。クララへの愛に忠誠を誓い、フォスカの愛を受け入れないばかりか、冷たくあしらうジョルジオだったが、やがて......。

      

 

 

原作も知らず、三角関係のドロドロ劇かと思っていたのですか、そんなことはなく、3人の男女の愛の話だったのですが、もっと愛という本質は何かという疑問を提起するような話のように思えました。上手く伝えられないのですが。歌も多いし、ミュージカル的な動きも多いし、間違いなくミュージカルなのに観終わったあとはまるでストプレを観たような感覚になりました。誰が考える「愛」も間違っているとは思えないし、そもそも正解なんてないだろうから自分はどうなのかを考えると私の脳内ではキャパオーバーが発生しました(笑)

ジョルジオって、他の作品でも出てきそうないい人だと思うんです。 クララとのよくある不倫に溺れるけれど、いい人だからフォスカを拒否しても無視できない。でも、普通の人だからこそ、彼が選択した運命によるラストが印象的でした。そんな人を普通なまま主人公として舞台上で存在させていたのがすごいなぁと思います。歌ももちろん上手。あと、軍服姿がかっこいい。カッチリした軍服を着るからこそのギャップが個人的に好きでした(笑) アンサンブルの方たちも素晴らしかったし、クララの和音さんもよかったけれど、この舞台は何といってもフォスカのシルビアさん!こちらも舞台上で拝見したのは初めてだけれど、迫力がすごかったです。 自分の人生に突如現れた最後の光のようなジョルジオにむかって他人が見ると「重すぎる」愛を表現するのだけれど、実は純粋でまっすぐな愛に見えました。最期に彼を愛せたことで彼女の世界は色がついて、彼が最後に一瞬振りむいてくれて、すごく幸せだっただろうなと思えました。亡くなってからのラストシーンで登場した時の彼女がとても美しかったです。

 

 

700字って短いですね…気づいたらオーバーしてました。(自分で設定したんだろ)

実はこれを観た前日に月組の舞音を観たので、しばらく愛とは何かを考えさせられました。

舞台作品には愛がテーマ(のひとつ)になるものが多いと思います。ミュージカルや、私がよく見る宝塚では特にたくさんありますが、宝塚では特に、そのすべては夢の世界で語られる美しい愛であるんだけれど、世の中にあふれる愛はそんな美しいものばかりではないという、よく考えれば当たり前のことを今一度気づかされた気がします。結果的に(精神崩壊という)破滅の道をたどったジョルジオは、舞音のシャルルが自ら破滅へと進んだのとは違いがあると思いますが、二人ともその選択をとることあになるのは愛が自分の感情ですべて制御できるものではないことを示しているのかなぁ…なんて考えてました。

まあ、自分の考えがまとまらず、とっ散らかったまま思考を放棄しているんですけど。

いろいろ考えさせられ、いい疲れを味わえた作品でした。何年後かに再演してほしい。もう一回考えさせられたいなぁと思います。

 

 

 

観たのに書けていない感想がまだまだたくさぁんあるわ(byジャッキー)って状況ですが、できるだけまとめたいです。いやもうホント切実に時間とやる気ください。